歯科ユニット購入のために知っておきたい資金調達法

最新型の歯科ユニットを購入したいと思っても、その金額はご存じのとおり最低でも1台300万円はかかってきます。院内の歯科ユニット全てを買い替えたり、購入したりするとしたら、必要な資金はかなり高額になってきます。キャッシュで賄える余裕があれば何も心配いりませんが、多くの場合融資や借入を行うことになるかと思います。しかし、個人経営であり、収入の安定を証明するのが難しいなどの理由から、歯科医院は銀行からの融資を受けるのが難しいという現実があります。

歯科ユニットの購入・買い替えのための資金調達

開業資金、追加融資、つなぎ融資など、全てにおいて審査はなかなか厳しいのです。そんな困った状況の時、知っておいて欲しいのが「ファクタリング」という診療報酬を活用した資金調達の方法です。

あなたはファクタリングという資金調達の方法を知っているでしょうか?初めて聞いたという方も、知ってはいたけれどいまいちよく分かっていないという方にも分かりやすいように説明していきます。ファクタリングとは、簡潔に言うと国保連に行なうレセプト請求を買い取り、即時キャッシュ化するサービスのことを指しています。国民健康保険団体連合会、通称国保連に毎月行うレセプト請求。それは2ヶ月後に振り込まれる仕組みですよね。しかしファクタリングを利用すると、レセプト請求を行った時点で即時入金されるのです。手元にすぐキャッシュが入りますから、急な出費や支払いがあっても、乗り切ることができます。

さらに、歯科ユニットのローンを組んだり、購入する場合の頭金が足りないといった場合でも、2か月を待つことなく現金が手に入るので資金繰りは一気に良くなるのです。ここまで見てみると、いいことづくめのファクタリング。実際にどういった流れでファクタリングが行われるのか、詳しく見ていきましょう。

患者さんは歯科ユニットをチェックしている!

多くの患者さんは歯科医院に来た時、内装やインテリアに加え、歯科ユニットもしっかりチェックしているのです。歯科ユニットが新しく綺麗なものであれば清潔な印象を持たれるでしょうし、「なんか古そう…」と感じれば医院への信頼が揺らいでしまうこともあるかもしれません。歯科医院を選ぶポイントにおいて、「清潔さ」はかなり上位に入ってきます。

歯科ユニットという言葉は知らなくても、自らが診療される椅子や機械は嫌でも目に入ってきますから、それが新しいのか古いのかをきっちりと見極めようとする患者さんは多いのです。「こんな古い感じの椅子を使っていて、この歯医者さんは大丈夫かな…?」と思われたくはないですよね?歯科医院として患者さんに安心と満足のいく治療を提供するためにも、最新の歯科ユニットの導入は重要なポイントと言えそうです。

それでは、最近の歯科ユニットはどのようなものなのでしょうか?性能面や機能面、デザイン面での進化、中でも以下の2点を重視したものが多く発売されています。まず、リラックス感、座り心地の良さ、安定感と言った「患者さんにとっての快適」、次に無理のない姿勢で適切なポジションが取れる「医師にとって治療しやすい環境」です。

患者さんにとっての快適性は当たり前ですが、医師が治療しやすいというのは、かなり重要視されているポイントとなっています。治療の際、腰椎をひねったような姿勢となっていることが多くあるため、神経が圧迫されることで椎間板ヘルニアなどになってしまう歯科医師は少なくありません。歯科大学卒業後の10年間で持病として腰痛を抱える医師は、およそ62%。治療だけがすべての原因ではないでしょうが、その大きな一因となっていることは否めません。新しい歯科ユニットを導入すれば、腰痛が改善される可能性もあります。医師にとっても、患者さんにとっても、新しい歯科ユニットの導入は大きなメリットとなるのですね。

歯科ユニットの購入:ファクタリングの流れはどうなってるの?

ここまでファクタリングの概要についてお話してきましたが、ここからは、ファクタリングが成立するまでの流れについて説明していきます。先程までご紹介してきたように、ファクタリングはレセプト請求による診療報酬を買い取ることで成立します。ですからまず、歯科医院が国保連にレセプト請求をする所から取引が始まります。その後、ファクタリング会社が国保連に歯科医院の行ったレセプト請求について確認し、確認後すぐに歯科医院への入金が行われます。そして2ヶ月後、国保連からファクタリング会社に入金となり、取引は終了です。こういった流れで歯科ユニットを購入したい際などの資金を調達できる訳です。

このようにたった2ヶ月で取引が終わりますし、診療報酬を債権として買い取るファクタリングは、銀行の融資と違い金利がつくことはありません。つまり長い期間をかけて金利を払い、返済する必要はないのです。その代わりに、ファクタリング会社は一般的には1.5%~からの手数料を受け取る形となります。ファクタリング会社は数多くありますが、手続きがスムーズで手数料も割安な、診療報酬の買取専門のファクタリング会社へ依頼することをお勧めします。

歯科医院が銀行からの融資を受けるのは、そう簡単なことではありません。それに、手間や時間もかかりますし、返済の期間も長くなります。ですから、金融機関に頼らない資金調達の方法を知り、実践していくことが経営を上向きにする一つのカギとなるのです。医院の経営が厳しい状態であっても、患者さんに安心して治療を受けてもらうため、最新の歯科ユニットを導入したい。そんなあなたの想いをかなえるため、診療報酬を活用した「ファクタリング」で資金を調達してみるのはいかがでしょうか?

歯科医院の銀行融資が難しい理由

あなたは、銀行などの金融機関で融資を断られた経験、ありませんか?1千万円を超えるような金額でもないし、他行で借入がある訳でもないのに、「大変申し訳ございません。今回ご希望の融資額のご融資は承れません」と言われてしまう…。実はこういった経験をしている歯科医院は少なくないのです。どうしてこのようなことが起こるのか、その理由について見ていきましょう。

まず、「個人で経営している人が多いから」。多くの歯科医院は医療法人ではなく、個人が開業しています。個人ですと、銀行における信頼性が低いため、融資が難しくなるのです。続いて、「競争の厳しい業界だから」。歯科医院は他の科に比べて圧倒的にその数が多く、なんとコンビニよりも多いと言われているんです。

2014年の統計では、全国の歯科医院はコンビニよりも1万5000軒以上も多いということになります。それだけ数が多いのですから、競争が激しくなることは必須ですよね。これは、医院による収益差が大きい業種であることも物語っています。開業医で年収が300万円程度のケースもあれば、人気がある歯科医院だとその年収は3千万円になるケースもあります。銀行の審査では、その医院の売り上げが一定年数安定しているかが重視されます。収益が高く、安定していれば問題なく融資を受けられますが、経営が苦しいと、融資を受けるのは簡単ではありません。

最後に、「景気による振れ幅が大きいから」。ここでいう景気に左右されると言っているのは、通院が必須とも言える虫歯などの治療ではなく、自由診療に当たる部分です。歯列矯正、インプラント、ホワイトニングなどの審美歯科系は、必ず必要なものではなく、治療費も高額となりますそのため、景気の良い時に需要が高くなり、景気が低迷すると需要も低くなる傾向があるのです。審美歯科系に力を入れている医院ですと、銀行の融資の審査は厳しくなります。

ファクタリングと銀行融資、ココが違う!

銀行の融資とファクタリング、違いがあることはわかっていても、どう違っているのかきちんと分かっていないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、両者の違いについて解説していきます。

それは、審査にかかるスピード・手間の違いです。銀行から融資や借入を受ける際の審査はとても複雑なものです。あなたの医院の経営がどのような状態にあるか、どれほどの収益をあげているかを厳しくチェックされるほか、多くの打ち合わせ・提出書類があります。これらが日々の業務に加えて発生する上、審査を通らない可能性もあります。

しかし診療報酬を活用した資金調達法であるファクタリングは、提出が必要な書類はほぼなく、面談なども行いません。その審査はとても簡単なのです。同じ金額を扱うのに、どうしてここまで審査がスムーズなのでしょうか?

銀行で融資を受ける場合、金利がかかりますから長いと10年先まで、毎月確実に返済をしていく必要があります。そのためには、返済期間中ずっと安定した収益と経営を行えるかどうか、かなり時間をかけて厳しく慎重に審査されるのです。ですが、ファクタリングの場合は、医院の経営状態や収益は審査されません。といいますのも、ファクタリング会社が買い取るレセプト請求は2ヶ月後に必ず入金されるので、返済はその時点で完了してしまうからです。

また、歯科医院ではファクタリングを利用しやすいという側面もあります。それは、このレセプト請求及び診療報酬が、確実に回収できるお金だからです。ファクタリング会社からしてみれば、倒産というリスクなしに手数料が入ってくる歯科医院は優良な顧客といえます。同時にリスクがないことにより、他業種に比べて手数料が安く設定されています。まさに、win-winの関係といえますね。