歯科医院の銀行融資が難しい理由

あなたは、銀行などの金融機関で融資を断られた経験、ありませんか?1千万円を超えるような金額でもないし、他行で借入がある訳でもないのに、「大変申し訳ございません。今回ご希望の融資額のご融資は承れません」と言われてしまう…。実はこういった経験をしている歯科医院は少なくないのです。どうしてこのようなことが起こるのか、その理由について見ていきましょう。

まず、「個人で経営している人が多いから」。多くの歯科医院は医療法人ではなく、個人が開業しています。個人ですと、銀行における信頼性が低いため、融資が難しくなるのです。続いて、「競争の厳しい業界だから」。歯科医院は他の科に比べて圧倒的にその数が多く、なんとコンビニよりも多いと言われているんです。

2014年の統計では、全国の歯科医院はコンビニよりも1万5000軒以上も多いということになります。それだけ数が多いのですから、競争が激しくなることは必須ですよね。これは、医院による収益差が大きい業種であることも物語っています。開業医で年収が300万円程度のケースもあれば、人気がある歯科医院だとその年収は3千万円になるケースもあります。銀行の審査では、その医院の売り上げが一定年数安定しているかが重視されます。収益が高く、安定していれば問題なく融資を受けられますが、経営が苦しいと、融資を受けるのは簡単ではありません。

最後に、「景気による振れ幅が大きいから」。ここでいう景気に左右されると言っているのは、通院が必須とも言える虫歯などの治療ではなく、自由診療に当たる部分です。歯列矯正、インプラント、ホワイトニングなどの審美歯科系は、必ず必要なものではなく、治療費も高額となりますそのため、景気の良い時に需要が高くなり、景気が低迷すると需要も低くなる傾向があるのです。審美歯科系に力を入れている医院ですと、銀行の融資の審査は厳しくなります。

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